抜け毛はストレスが原因?ストレスによる髪トラブルと改善方法を解説

掲載日:2020.03.12 更新日:2020.03.12

この記事の監修 アンファー株式会社

現代は「ストレス社会」と呼ばれるほど、日常にストレスが溢れかえっています。仕事もプライベートも、何かとストレスを感じるという人は多いでしょう。ストレスは身体のあらゆる器官に悪影響を与え、様々な病気の原因として考えられることも多いです。

そして、ストレスは髪にも大きな影響を及ぼします。ストレスは髪質を低下させ、抜け毛がひどくなる原因にもなってしまうのです。
そこで今回は、ストレスが髪に与える影響や、抜け毛を改善する方法を解説します。

抜け毛の原因はストレス?

抜け毛や薄毛というと、中高年の男性の悩みに感じますが、ストレスが溜まりやすい現代社会では、抜け毛に悩む若い人も実は少なくありません。

もちろん、その中には女性も含まれ、今や抜け毛で悩む人は年齢も性別も関係ない状態になってしまっているのです。

ストレスで抜け毛に悩む10代・20代もいる

まだ若い盛りの10代、20代にとって髪が抜けて薄毛になる、という悩みは無縁に思われがちです。しかし近年、薄毛に悩む若い世代が増えていると言われています。

なぜ若いのに髪が抜けるのか。若い人の脱毛症状の原因のひとつに、「ストレス」が考えられています。特に10代、20代は勉強に励んだり、社会に出て仕事に励んだりする年齢です。

進学や就職など人生の中でも環境が大きく変わることが多い年代でもあり、勉強や仕事によるストレスはもちろん、慣れないことを始めることや、人間関係によってストレスを感じることも多くあるでしょう。

このように、10代、20代はストレスにさらされる機会が多く、ストレスが原因で脱毛症状に悩む人もいます。

ストレスが原因で起こる抜け毛の特徴

ストレスが原因の脱毛症状には、いくつかの特徴があります。抜け毛が通常のものか、ストレスによるものか見分けるには、以下の「ストレスが原因の脱毛症状」をチェックしてみてください。

  • 頭頂部、生え際の髪が薄くなる
  • 脱毛症状が急に気になり始めた
  • 髪の一部だけが薄毛になる「円形脱毛症」

人の髪は、生えてから十分に成長したあとは自然に抜けて、また新しい毛が生えるというサイクルを繰り返します。そのため、健康な人でも1日に100本程度の抜け毛が発生します。

とはいえ、1日に100本も抜けるのであれば、抜け落ちる髪が多いと感じでも、通常の抜け毛かストレスが原因の抜け毛か、区別をつけるのは難しいですよね。そんな時は、上記のような症状が無いかチェックしてみましょう。

頭頂部や生え際の部分のみが薄くなる場合、ストレスによる脱毛症状の可能性が考えられます。頭頂部や生え際は男性ホルモンの影響で髪が抜けやすい部分なのです。

女性でもストレスを感じると、ホルモンバランスが崩れ、男性ホルモンが増えることがあります。つまり、頭頂部や生え際が薄くなったと感じたら、ストレスにより女性ホルモンが減少し、ホルモンバランスが崩れることで、髪が抜けている可能性があるのです。

また、抜け毛が急激に増えるのもストレスが原因の脱毛症状の代表的な特徴です。ストレスが溜まることで頭皮の血行が悪くなり、通常の抜け毛に加えて、まだ抜けるべきではない毛まで抜け始めるからです。

また、円形脱毛症の場合ストレスによるホルモンバランスの乱れはもちろん、ストレスによる食欲不振や、自分の体の一部を異物とみなして攻撃してしまう「自己免疫疾患」によって起こることもあります。

加齢による抜け毛は30代後半くらいから始まる

中高年の髪の悩みと言えば「抜け毛」と「薄毛」。これらの悩みは女性の場合、加齢による脱毛症状が始まる30代後半から悩み始める傾向にあります。この年代までに抜け毛で悩むことがあれば、その原因はストレスである可能性も考えられるでしょう。

ストレスで起こる抜け毛の原因とは

ストレスによって抜け毛が増えることを紹介しましたが、ではストレスがどのような影響を及ぼすことで、抜け毛が増えるのでしょうか?
ここでは、ストレスが抜け毛の原因となる具体的な4つの要因を解説します。

  • 自律神経の乱れ
  • ホルモンバランスの乱れ・睡眠不足・ストレスによって育毛に関わる亜鉛が減る

自律神経の乱れ

ストレスで起きる抜け毛の原因として、まず「自律神経の乱れ」が挙げられます。

人はストレスを感じると、自律神経が乱れがちになります。その結果、血管が収縮して血の巡りが悪くなります。血液は身体の隅々に栄養を送り届ける役目を担っていますが、血流が悪くなると栄養が行き渡りにくくなってしまいます。
また、自律神経が乱れると内臓機能が低下し、栄養を充分に吸収出来ない状態に陥ったり、そもそも食欲がなくなってしまったりすることもあります。

その結果、頭皮においても髪に十分な栄養を送ることができず、髪が弱って抜けやすくなり、抜け毛が増えるのです。

ホルモンバランスの乱れ

ストレスはホルモンバランスが乱れる原因にもなります。人は男性でも女性でも、それぞれ男性ホルモン、女性ホルモンの両方が分泌されます。ただし、男性であれば男性ホルモンが、女性であれば女性ホルモンが多いです。

ところが、ストレスによってホルモンバランスが崩れると、女性ならば男性ホルモンが増えたり、女性ホルモンが減少してしまうことがあります。その結果、薄毛になってしまうのです。

睡眠不足

ストレスが溜まると眠りが浅くなり、睡眠不足になりがちというのは有名ですが、実は睡眠不足は髪の成長を妨げ、抜け毛が増える要因でもあるのです。

髪は夜の10時から夜中の2時にかけて活発に分泌される「成長ホルモン」によって育ちます。また、成長ホルモンは頭皮や髪が日中に受けたダメージを修復してくれます。ところが、この時間帯に起きていたり、よく眠れていないと成長ホルモンの分泌量が減ってしまうのです。

その結果、髪の成長具合が悪くなり、細くて弱い髪しか育たず、抜けやすくなるので抜け毛が増えることになってしまうのです。

ストレスによって育毛に関わる亜鉛が減る

ストレスが溜まると、身体には「活性酸素」が発生します。活性酸素とは、もともと私たちが呼吸で身体に取り込んだ酸素が、身体の中で様々な刺激によって反応性が高まった酸素のことです。活性酸素は免疫機能を働かせ、身体に入ってきたウイルスや細菌を撃退してくれます。

これだけ聞くと、活性酸素が発生するのはむしろ良いことのように感じますよね。しかし、活性酸素は増えすぎると免疫機能も働きすぎてしまい、健康な細胞を敵と勘違いして攻撃してしまうのです。健康な細胞の破壊は、がんの発生や心臓の疾患につながりとても危険です。活性酸素は私たちに欠かせない成分ではありますが、過剰になると危険な存在なのです。

さて、その活性酸素はストレスによって発生しますが、この活性酸素を分解する役目を担ってくれるのが「亜鉛」です。つまり、ストレスが溜まると亜鉛の消費が早くなります。

亜鉛は新しい髪を生成する上でも必要不可欠なミネラルです。ストレスによって亜鉛が減ると新しい髪が生えにくくなる、健康な髪が育たず抜けにくくなるという弊害が起きて、抜け毛の増加につながってしまうのです。

ストレス以外でも抜け毛が増える原因はある?

ストレスで抜け毛が増える具体的な原因を解説しました。しかし、抜け毛はさまざまな原因が絡み合って起こることも少なくありません。
ここでは、ストレス以外で抜け毛が起こる原因について解説していきます。心当たりのある習慣はないかチェックしておきましょう。

  • 運動不足気味で血行が悪い
  • 食生活の乱れ
  • タバコの量が多い

運動不足気味で血行が悪い

現代人の多くは、移動に車や電車を使ったり、家ではテレビやゲームに夢中になりがちなど運動不足の人が多い傾向にあります。運動不足は血行を悪くし、髪に栄養が行き渡りにくくなる原因となります。毎日軽くで良いので、運動する習慣をつけましょう。

軽い運動はストレス解消にもなるので、ストレスによる悩みも抜け毛も減らせてまさに一石二鳥です。

食生活の乱れ

健康な髪の生成と成長には栄養が欠かせません。特に、髪のもととなる「タンパク質」、髪の成長や、髪の土台となる頭皮の健康を維持する「ビタミン」「ミネラル」はとても大切な栄養素です。しかし、食事のバランスが悪く、これらの栄養が十分に摂れていないと髪が弱り、抜けやすくなってしまうのです。

また、ジャンクフードやスナックなど、脂質が多い食べ物のとり過ぎは厳禁です。過剰な脂が頭皮に浮いてきて、フケが出る、髪の毛穴を塞いでしまい髪が抜けやすくなるなど頭皮トラブルの原因となるからです。バランスの良い食生活を心掛けましょう。足りない栄養素はサプリで補うのも良いでしょう。

タバコの量が多い

ストレスが溜まると、ストレス解消としてタバコを吸うという人も多いのではないでしょうか?タバコはストレス解消になるかもしれませんが、抜け毛の原因になる上、その他に悪影響も出るのでなるべく禁煙した方が良いでしょう。

タバコにはニコチンが含まれていますが、ニコチンは血管を収縮させる作用があります。血管が収縮すると血行が悪くなり、髪に栄養が行き渡らなくなるので、抜け毛につながってしまうのです。

中には「タバコを止めたら抜け毛が増えた」という人がいますが、それはタバコを止めたことによるストレスが原因でしょう。タバコを吸い続ける方が身体に悪いことが多いので、禁煙または、タバコの量を徐々に減らすなど対策をとりましょう。

ストレス性の抜け毛を防ぎ改善する方法

ストレスによって髪は抜けやすくなってしまいますが、日常であることを心がけることで抜け毛を防いだり、改善したりすることができます。ストレス性の抜け毛を防ぎ、改善する3つの方法を解説します。

  • 栄養バランスの整った食事を心がける
  • 定期的に適度な運動をする
  • 休息・睡眠・瞑想の時間を確保する

栄養バランスの整った食事を心がける

ストレス性の抜け毛を防ぐには、簡単には抜けない丈夫な髪を育てることが大切です。そのため食事は栄養バランスが整っているものを摂ることを心がけましょう。

髪に必要な栄養素は以下の通りです。

  • タンパク質
  • ビタミン
  • ミネラル

これらの栄養素が豊富な食べ物をバランスよく食べることで、抜け毛を防ぎ、抜けてしまった髪が新しく生えることを促進してくれます。

タンパク質は肉よりも魚や卵など、脂肪が少ないものが好ましいです。また、普段の食事に欠かせない米やパンは、ビタミンが多く含まれる玄米入りを選ぶとより良いでしょう。

定期的に適度な運動をする

程度な運動は頭皮の血行を良くして発毛、育毛を促進させ、ストレス解消にもなるので、ぜひ日常の習慣にとり入れましょう。とはいえ、特別な運動は必要ありません。例えば通勤を徒歩に変える、なるべく階段を利用するなど、簡単なもので大丈夫です。

また、寝る前にストレッチを取り入れるのも良いでしょう。寝る前のストレッチは、身体を温め眠りを深くする効果があるので、髪が健康に育ちやすくなります。

休息・睡眠・瞑想の時間を確保する

ストレスを解消するには、しっかりと睡眠をとること、また一日の内に休息や瞑想の時間を取り入れて疲れた心をリセットすることも重要です。

瞑想というと難しく感じるかもしれませんが、特別な用意などはまったく必要ありません。静かな場所で1分も時間があればできます。

瞑想は目を閉じ、ゆっくりと呼吸をくり返すだけです。このとき、自分の呼吸に集中しましょう。そうすることで、頭が一時的に雑念から離れ、心をリセットできるのです。

抜け毛の原因のひとつにストレスが関係することも!溜め込まないように注意しよう

ストレスは抜け毛を引き起こす主な原因のひとつです。そのため、10代20代という若い人でも抜け毛に悩む人はいます。ストレスによる抜け毛を改善するには、ストレスを定期的に発散することを心がけるのが大切です!さらに、運動不足や乱れた食生活などによって悪化する危険があるので、適度な運動やバランスの取れた食事を心がけましょう。

この記事の監修 アンファー株式会社

○事業内容
化粧品・サプリメント・健康食品・専門医師監修によるクリニック専売品などのオリジナルエイジングケアプロダクツの研究開発及び製造・販売・卸業務。

○研究開発・製造
エイジングケア分野のNPO法人・研究団体の活動を支援するとともに、専門医師・大学機関との共同研究を通じ、研究・開発を進め商品を製造。