Q. 飲酒は女性の薄毛の原因になる?

A. 過度な飲酒は薄毛の原因になる可能性があります

掲載日:2020.05.02 更新日:2020.05.03

この記事の監修 アンファー株式会社

飲酒は女性の薄毛に影響を及ぼします。そこで今回は、飲酒が薄毛の原因となる理由や関係性について紹介します。また、飲酒時の食事が薄毛の原因になるかについても解説します。薄毛予防に良いおつまみも紹介しますので、参考にしてください。

飲酒が薄毛の原因になる理由とは?

飲酒が薄毛の原因となるのは、主に以下のような理由が挙げられます。

  • アルコールの分解でビタミンを消費してしまう
  • 飲酒時に分解されてできたアセトアルデヒドの影響
  • 糖質の過剰摂取

アルコールの分解でビタミンを消費してしまう

お酒には糖質が多く含まれていることから、過剰な摂取により糖質を分解しようとします。その時に使われるのがビタミンB1で、分解のために大量に消費することで、本来行くはずの場所にビタミンが届けられなくなります。

飲酒時に分解されてできたアセトアルデヒドの影響

お酒を飲んでアルコールが体内に入ると、肝臓でアセトアルデヒドという有害な物質を発生させます。無害化させるためにアミノ酸のひとつであるシステインを使って分解をしますが、このシステインは髪の毛を作る材料とされる栄養素。システインが飲酒によって使われてしまうことで、髪の毛を作る材料が不足し、健康な髪が育たず、結果、薄毛の原因となることもあります。

糖質の過剰摂取

種類にもよりますが、お酒は糖分を多く含むものが多くあります。ビールや日本酒、紹興酒は4~6%程度ですが、梅酒などの果樹酒では21%の糖分が含まれています。飲みすぎることで皮脂を過剰に分泌し、頭皮環境が悪化、最悪の場合、抜け毛や薄毛に繋がる恐れがあります。

禁酒をすれば薄毛を防げる?

お酒を飲むことでビタミンの消費、糖質の過剰摂取、アセトアルデヒドの影響を受けると知れば、禁酒を考える人もいるでしょう。また、深酒をしてしまうと睡眠の質が低下し、頭皮環境が悪化したり、健康な髪が育たなかったりと、結果、薄毛になることもあります。

しかし、禁酒したとしても、上記のようなもの以外に原因があった場合には、禁酒によって薄毛が改善しない可能性もあります。

適量のお酒は良薬と言われることもあり、大脳皮質の抑制が解除されることによるストレス解消や、血液の循環を良くする作用があります。血行が良くなり毛母細胞に栄養を行き渡らせることで、毛髪の成長サポートも期待できることから、一概にお酒が悪いとも言い切れません。むしろ、無理に禁酒することによりストレスを強く感じ、薄毛の進行を促進する恐れもあるでしょう。

また、お酒は毛髪の成長を促すIGF-Ⅰ(インスリン様成長因子-Ⅰ)の生成に寄与しています。IGF-Ⅰは細胞の成長や機能を維持する働きがあり、ヘアサイクル促進にも影響します。 毛母細胞の受容体にIGF-Ⅰが作用することで、ヘアサイクルの成長期の時間を延ばし、退行期・休止期の時間を短くする働きがあるので、抜け毛や薄毛予防の効果も期待できます。

特に日本酒に含まれるα-グルコシルグリセロール(αGG)は、飲むことで胃の知覚神経を刺激し、全身のIGF-Ⅰを増加させます。適度な日本酒の飲酒は、薄毛予防に効果があるといえるでしょう。

飲酒時の食事も薄毛の原因になる可能性がある?

お酒のお供に、おつまみを楽しむ人も多いでしょう。しかし、おつまみには油っぽいものも多く、摂りすぎることで頭皮の皮脂を過剰に分泌させ、薄毛の原因になることもあります。

おつまみを選ぶポイントは、アルコールを飲むことで負担を受ける肝臓に良い成分や、消費されるビタミンを補うことです。肝臓に良い成分を含むのは、牡蠣やシジミです。牡蠣には、肝臓のアルコール分解を促すタウリンが含まれていますし、シジミも肝臓の解毒作用を活性化するオルチニンを含んでいます。

アーモンドや小魚はおつまみの定番ですが、アーモンドには血行促進をするビタミンEが含まれ、頭皮の新陳代謝にも効果があります。小魚にはビタミンB2やB6などが含まれていて、新陳代謝を促し、髪の主成分であるケラチン形成をサポートしてくれるでしょう。

また、豆腐など大豆食品に含まれるイソフラボンは、脱毛の元となるジヒドロテストステロン(DHT)の分泌を抑える効果がある上、大豆には良質な髪を作るために必要なタンパク質も豊富に含まれています。これらをお酒のおつまみに選ぶのもよいでしょう。

過度な飲酒はNG!飲酒で薄毛になる理由を知り、予防しましょう

飲酒が薄毛の原因となる理由についてご紹介しました。アルコールを分解するためにビタミンが消化されてしまうことや、有害物質であるアセトアルデヒドを発生させてしまうこと、さらに糖質の過剰摂取による影響により薄毛となってしまうことがあります。

しかし、適量の飲酒は、ストレス解消や血行を促進させる作用も期待できるため、アルコールが薄毛に悪いとも言い切れません。それまで多量のアルコールを飲んでいた人が、無理に禁酒することでストレスを溜め薄毛を悪化させてしまう可能性もゼロとは言えないでしょう。

また、お酒のお供であるおつまみにも気をつかってみましょう。肝臓の働きをサポートする栄養素を含む牡蠣やシジミを取り入れ、アーモンドや小魚でビタミンを補給するのもよいですね。過度な飲酒は薄毛に悪影響を及ぼす恐れがありますから、休肝日を設けることや、適量にするなど対策をして、薄毛予防をしましょう。

この記事の監修 アンファー株式会社

○事業内容
化粧品・サプリメント・健康食品・専門医師監修によるクリニック専売品などのオリジナルエイジングケアプロダクツの研究開発及び製造・販売・卸業務。

○研究開発・製造
エイジングケア分野のNPO法人・研究団体の活動を支援するとともに、専門医師・大学機関との共同研究を通じ、研究・開発を進め商品を製造。

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