ストレスで頭皮トラブルは発生する?原因や改善方法について解説

掲載日:2020.04.25 更新日:2020.04.26

この記事の監修 アンファー株式会社

ストレスと頭皮トラブルは関係があるのかどうか、気になりますよね。ストレスが原因で起こる頭皮トラブルを知っておくことで、改善を図ることができます。 そこで今回は、ストレスが原因で起こる頭皮トラブルの改善方法を解説します。また病気が原因となる場合もあるので、自分の症状をチェックして、必要があれば病院を受診しましょう。

ストレスが原因で起こる頭皮トラブルとは

ストレスによって起こりうる頭皮トラブルの例としては、以下のようなものがあります。

  • ニキビや湿疹、それによる痛み
  • かゆみ
  • 臭い
  • 乾燥
  • フケ
  • など

ニキビや湿疹、それによる痛み

ニキビは、顔や背中に発生することが多いですが、頭皮にできることもあります。頭皮の皮脂が溜まることでニキビの原因菌である「アクネ菌」の活動が活発となり、皮膚の内部で炎症を起こし化膿することで、頭皮ニキビとなってしまいます。

また、頭皮の皮脂が過剰に分泌し、常在菌が過剰に繁殖すると湿疹ができる可能性もあります。ニキビ、湿疹ともに、悪化すると痛みを伴うことがあるでしょう。

かゆみ

ストレスを感じることで、かゆみの原因となる物質「ヒスタミン」が増え、神経に作用し、かゆみを引き起こすことがあります。体だけでなく頭皮もかゆみを感じる可能性があり、掻くことで頭皮が刺激され、さらにかゆくなるという悪循環となることも。仕事などで強いストレスを感じた時にかゆみを感じるのであれば、ストレスが原因かもしれません。

臭い

ストレスを感じることで副腎皮質ホルモンである「アドレナリン」や、男性ホルモンの「テストステロン」を多く分泌します。これらは皮脂の分泌を促進する作用があるため、頭皮の皮脂が多くなり脂漏性皮膚炎などの病気を引き起こす可能性も考えられます。

こうなると、常在菌の「マラセチア菌」が皮脂を分解し臭いを放つ酸化物質を作ることから、頭皮から臭いが発生することがあります。

乾燥

ストレスを受けることで皮脂バランスが崩れ、肌のターンオーバーが乱れると頭皮バリアが低下して乾燥の原因となります。
頭皮が乾燥すると、フケやかゆみなどの頭皮トラブルを招く可能性もあります。

フケ

血行不良や自律神経の乱れなどがストレスで引き起こされることで、皮膚のターンオーバーの周期が乱れ、フケが発生することがあります。

フケは頭皮の表面にある古い角質が剥がれ落ちたもの。ターンオーバーが正常に行われていれば目に見えないほど小さいサイズで、洗髪時に洗い流されることもあり目立つことはありません。しかしターンオーバーが乱れることで、大きなサイズのまま多く剥がれおちるため、フケが出ていると分かるのです。

頭皮トラブルは病気の可能性もある?

病気が原因の頭皮トラブルには、以下のようなものがあります。

  • 脂漏性皮膚炎
  • 皮脂欠乏性皮膚炎
  • アトピー性皮膚炎
  • 粉瘤

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎は、常在菌であるマラセチア菌が原因で発生する皮膚炎です。
人の毛穴に常在しているマラセチアは皮脂を好む菌で、皮脂の分泌量が多い場所で異常繁殖や過剰分解を行い、肌を刺激します。
皮脂量が多い顔や背中、頭皮などにできやすく、炎症を起こすと赤くなり、かさぶたを作り、かゆみやニキビ、フケを発生させることも。

また、マラセチア菌が皮脂を分解する際に「ノネナール」という酸化物質を作り、脂っぽいツンとした臭いを感じることもあります。

皮脂欠乏性皮膚炎

皮脂欠乏性皮膚炎は、乾燥性皮膚炎とも呼ばれ、皮脂の分泌量が減少することにより皮がむけたり、ひび割れたりします。
乾燥肌の人に起こりやすく、シャンプーのし過ぎで頭皮が乾燥することによっても発生します。また、乾燥しやすい季節に発生することもあります。

アトピー性皮膚炎

アレルギー体質や、肌バリア機能が弱い人などの慢性的な病気です。洗髪時に爪を立てたり、硬いブラシを使用したりすることで頭皮を傷つけ、頭皮を刺激することで過敏に反応し、炎症などの頭皮トラブルを起こすことがあります。

粉瘤

粉瘤は、コブやできもののような物がで、一般的に「おでき」と呼ばれる皮膚疾患です。 老廃物や垢が皮膚の内部に溜まることでこのような形状となりますが、化膿するまで痛みを感じることはありません。

ストレスによる頭皮トラブルを改善する方法

  • 運動をする
  • 頭皮マッサージをする
  • 日光浴をする
  • 食生活を整える
  • 質の良い睡眠をとる

①運動をする

運動をすることで血液の流れが良くなり、頭皮を良い状態に整えるための栄養や酸素が届きやすくなります。また、幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」や「エンドルフィン」といった神経伝達物質が分泌され、気分をリフレッシュさせ、ストレス発散に繋がるでしょう。激しい運動をする必要はなく、ウォーキングなどの有酸素運動を生活の中に取り入れてみてください。

②頭皮マッサージをする

肩こりに悩んでいる女性も多いですが、その場合、肩だけでなく、首や頭皮も同様に凝り固まっている可能性があります。頭皮の凝りをほぐすためにマッサージをしましょう。頭皮の血行が良くなり、栄養が届きやすくなるだけでなく、リラックス効果も期待できますよ。

美容院やサロンなどでスペシャルケアを受けるのもよいですし、自分で簡単に行うのもオススメです。指の腹を使い、耳の側の側頭部から頭頂部に向けて揉みほぐし、後頭部や前髪の生え際からも頭頂部に向けてマッサージします。シャンプー後など、清潔な頭皮の状態でのマッサージを習慣化するとよいでしょう。

③日光浴をする

ストレスを発散し精神を安定させるために、意識的に日光に当たる機会を増やしてみましょう。日光を浴びると、脳内に「セロトニン」という精神を安定させる物質が活発に分泌されます。日中は事務所に籠っている場合でも、昼休憩に少しだけでも外に出てみることや、休日に近くを散歩するだけでも憂鬱な気分を減らし、ストレス解消に繋がりますよ。

④食生活を整える

栄養バランスが乱れると、体調不良を引き起こすだけでなく精神面にも悪い影響を及ぼすことがあります。ストレス発散のためにも栄養を考え、規則正しい食生活にしましょう

ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどは、ストレスの緩和を助ける作用があります。また、ゴマや大豆製品に含まれる必須アミノ酸のトリプトファンも同様の作用があるといわれています。髪や頭皮のためにも栄養は必要ですから、インスタント食品やファストフードで済ませるのではなく、バランス良い食事を心がけましょう。

⑤質の良い睡眠をとる

睡眠不足は、体の不調を招くばかりかストレスの原因となることがあります。仕事など時間に追われて充分な睡眠時間がとれないとストレスが溜まるので、なるべく体を休める時間を確保するようにしましょう。

また、時間だけではなく質を良くすることも大切です。体の修復を行ってくれる成長ホルモンは、睡眠の質を良くすることで多く分泌されるといわれています。 特に入眠して30分くらいで深い眠りに入ることで分泌されることから、スムーズに寝られるよう対策をするのがオススメです。 就寝前は照明を暗くしテレビやスマートフォンの画面を見るのは避け、寝る3時間前までに食事を済ませ、睡眠中は胃腸を休めるようにしましょう。

ストレスを解消して、頭皮トラブルを改善しよう!

ストレスによる頭皮トラブルについてご紹介しました。ストレスを溜めることは精神面の不調を招くだけではなく、頭皮を始め体のさまざまな不調にも繋がる可能性があります。ただの頭皮トラブルと考えず、原因を見極めることで改善することができるでしょう。

また皮膚炎などの病気が原因となっている場合には、皮膚科などを受診しましょう。

改善方法は、生活習慣の中から実践できることばかりです。急に全てを変えることは難しくても、できることから取り入れてくださいね。ストレスを解消することで心身ともに健康になり、頭皮トラブルも改善しましょう。

この記事の監修 アンファー株式会社

○事業内容
化粧品・サプリメント・健康食品・専門医師監修によるクリニック専売品などのオリジナルエイジングケアプロダクツの研究開発及び製造・販売・卸業務。

○研究開発・製造
エイジングケア分野のNPO法人・研究団体の活動を支援するとともに、専門医師・大学機関との共同研究を通じ、研究・開発を進め商品を製造。