妊娠したら頭皮のニオイがきつくなった!いったいどうして?

掲載日:2020.02.18 更新日:2020.04.25

この記事の監修 アンファー株式会社

妊娠中は、皮脂の過剰分泌が起こりやすいからです

妊娠すると、頭皮環境が変化して、ニオイを発生しやすくなります。 妊娠中は、女性ホルモンの一つ「プロゲステロン」の分泌が盛んになるからです。

プロゲステロンは、妊娠すると徐々に分泌量が増加していきます。 これは妊娠の継続を助ける役割のあるホルモンだからです。

しかし、プロゲステロンには、皮脂の分泌を促進する作用もあります。 そのため、妊娠すると、頭皮の皮脂がたくさん分泌されるので、これまで気にならなかった頭皮のべたつきやニオイに悩む妊婦さんも多いのです。

皮脂が頭皮に残っていると酸化してニオイを発生させます

皮脂が分泌された直後には、ほとんどニオイは発生しません。 普段から皮脂は皮膚を保護するために分泌されているのに、ニオイが気になることはないはずです。

しかし、皮脂は脂の一種なので、皮膚の表面で空気に触れ続けると酸化してしまいます。 皮脂が酸化すると、嫌なニオイを発生させる原因物質ノネナールなどに変化します。 古い調理用の油が強いニオイを発しているのをかいだ経験がある人も多いのではないでしょうか。 私たちの皮膚の上でも、古い油と同じように、皮脂が酸化して強いニオイを発生させてしまっているのです。

また、頭皮のニオイの原因は、皮脂の酸化だけではありません。 頭皮に存在している常在菌の活動にも関係しているといわれています。

増えすぎた常在菌が、頭皮のニオイの原因になることも

頭皮のニオイが発生するのは、妊娠によって頭皮の皮脂が増えることで、常在菌が増えすぎてしまうのも原因の一つです。
というのも、常在菌の中には、皮脂を好むものがいます。 そのため、皮脂が過剰に分泌されていると、皮脂を餌にしてどんどん増殖してしまいます。 すると常在菌の活動は活発になります。

増えた常在菌は、どんどん皮脂を分解して、悪臭のもとになる物質を発生させてしまうのです。 これにより、皮脂の酸化によるニオイに加えて、常在菌によってさらにニオイを強めることになります。

また常在菌によっては、脂漏性皮膚炎を発症させてしまったり、頭皮ニキビの原因になったりすることもあります。
このように、常在菌が増えすぎないようにすることは、ニオイ対策というだけでなく、頭皮環境を整えるためには非常に大切なことなのです。

頭皮のニオイ対策で大切なのは、余分な皮脂を洗い流すことです

これまで、妊娠中にはホルモンバランスの変化によって、皮脂が過剰に分泌されやすいこと、皮脂が長時間頭皮に残ってしまうためにニオイを発生させること、常在菌の働きが活発になり、さらにニオイを強めてしまうことを説明してきました。 ここでは、妊娠中にもできる頭皮のニオイ対策について紹介します。

大切なことは、皮脂を酸化させないこと、常在菌を過剰に増やさないことです。 そのためには、1日に1回シャンプーで余分な皮脂を洗い流し、頭皮を清潔な状態に保つようにしましょう。

正しいシャンプー方法で頭皮を清潔に保ちましょう

まず、シャンプーをつける前に、じっくりとぬるめのお湯で頭皮と髪を洗いましょう。 ゴシゴシこすらず、優しくマッサージするように洗います。 頭皮の汚れのほとんどは、お湯だけで落ちるものなので、十分時間をかけて洗います。

次に、軽く泡立てたシャンプーを頭皮につけ、なでるように頭全体に馴染ませていきましょう。 ここでもこするのは厳禁です。 優しくマッサージするように洗っていきましょう。 このとき、髪の生え際、襟足は洗い忘れの多い部分なので、注意しながら洗ってください。

最後に、たっぷりのお湯で頭皮をすすぎます。 すすぎ残しがあると、せっかく浮かせた皮脂汚れが頭皮に逆戻りしてしまうので、たっぷり時間をかけてすすぎましょう。 熱いお湯ですすいでしまうと、必要な皮脂まで洗い流してしまい、さらに皮脂の過剰分泌を招く恐れがあります。 ぬるめのお湯で、優しく丁寧にすすいでください。

これで、シャンプーは終了です。 あとは、トリートメントなどで髪を保護し、タオルドライをしてから、ドライヤーを使って頭皮と髪を乾かしましょう。

(まとめ)妊娠したら頭皮のニオイがきつくなった!いったいどうして?

妊娠中は、皮脂の過剰分泌が起こりやすいからです

女性は、妊娠すると体内のホルモンバランスが変化し、皮脂の過剰分泌が起こります。
すると、皮脂が頭皮に残り、頭皮のニオイの原因になってしまうのです。 改善するには、頭皮に皮脂が長時間残らないようにしましょう。

皮脂が頭皮に残っていると酸化してニオイを発生させます

頭皮から皮脂がたくさん分泌されたとしても、酸化していないときはさほどニオイはありません。
皮脂が酸化することで、ニオイの原因物質に変化し、ニオイを発生させてしまうのです。
皮脂が長時間頭皮にとどまらないようにすることが、解決の近道です。

増えすぎた常在菌が、頭皮のニオイの原因になることも

妊娠中の頭皮のニオイは、皮脂の酸化だけが原因ではありません。
頭皮に常在する雑菌がニオイのもとになっていることもあります。
皮脂を好む常在菌は、皮脂が過剰に分泌されていると、それを餌にして増殖、ニオイの原因物質を発生させてしまうのです。

頭皮のニオイ対策で大切なのは、余分な皮脂を洗い流すことです

妊娠中に頭皮のニオイが気になるようになったら、頭皮の皮脂を1日に1回シャンプーできちんと洗い流すようにしましょう。
間違った方法で洗ってしまうと、頭皮トラブルを引き起こすこともあるので、正しい方法で優しく丁寧に洗い、頭皮を清潔に保ちましょう。

この記事の監修 アンファー株式会社

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化粧品・サプリメント・健康食品・専門医師監修によるクリニック専売品などのオリジナルエイジングケアプロダクツの研究開発及び製造・販売・卸業務。

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エイジングケア分野のNPO法人・研究団体の活動を支援するとともに、専門医師・大学機関との共同研究を通じ、研究・開発を進め商品を製造。