白髪は何歳から生え始める?平均年齢や、白髪のメカニズム、予防法について解説

掲載日:2020.05.20 更新日:2020.05.22

この記事の監修 アンファー株式会社

白髪は何歳から生え始めるか気になりますよね?白髪が生える平均年齢や白髪のメカニズムを知ることで、対策することができます。そこで今回は、白髪が生える原因や予防について解説します。日常生活の中で実践できる予防法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

白髪は平均で何歳くらいから生え始める?

一般的に、白髪は35歳ごろから生え始めるといわれ、髪の半分以上が白髪になるのは55歳前後とされていますが、個人差があります。
そのため、「同い年なのに自分の方が白い髪が多い…」など人と比べても意味がなく、ストレスになってしまうため、生え始めるタイミングについてあまりこだわらない方がよいでしょう。

白髪の生えるメカニズム

もともと髪の毛は、色のついていない状態で頭皮の奥で作られます。毛穴から出るまでの間に、メラニン色素が加わることで色が付き、日本人の多くは黒髪で伸びてくるのです。

しかし、メラニン色素を作る細胞であるメラノサイトの機能が低下していたり、メラノサイトが無くなっていたりすると、髪に色を付けることができず白い髪のまま伸びます。また、メラノサイトの機能低下により、いつもと違う薄い髪色になって伸びてくることもあります。

白髪の生える原因

白髪の生える原因には、加齢や遺伝などの対策の打てないものと、生活習慣の改善などで対策できるものがあります。

  • 加齢
  • 遺伝
  • 生活習慣の乱れ
  • ストレス
  • 白髪染めの多用
  • 病気

加齢

一般的に、白髪が生えるというと加齢によるものだと思う方が多いでしょう。
髪に色を付けるメラニン色素を作るメラノサイトは、ヘアサイクルと一緒に消滅と再生を繰り返しています。
加齢に伴い、メラノサイトが再生されない、メラニンの生成が追い付かないなどの理由で、それまでの髪色が付けられなくなり白髪となってしまいます。

遺伝

遺伝の影響を受けて、白髪になりやすい場合もあります。例えば、父方や母方の家系に白髪が多いという人は、自分も白髪になる可能性も考えられます。
父親、母親の白髪が多くない場合でも、家系的に白髪が多い場合には影響を受ける可能性があります。またメラニンに作用し髪を白くする「IRF4遺伝子」も、白髪の原因となっていると推測されています。

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れが白髪の原因となることもあります。メラニン色素を生成するためには、栄養素を血液によってメラノサイトまで届ける必要がありますが、血行が悪いと届けられないことがあるためです。必要な栄養をしっかり摂り、血流を良くすることが大切です。

また、睡眠は成長ホルモンが分泌され、日中受けたダメージを修復してくれる大切な時間。
メラノサイトも細胞ですから、睡眠時間が短い、すぐ目が覚めてしまうなど質の悪い睡眠では、修復がされず白髪の原因となる恐れもあります。


また、喫煙は有害物質を無毒にするためにビタミンやミネラルを消費してしまうため、本来、体や髪に行き渡るはずの栄養が届けられなくなり、白髪に繋がることがあります。

ストレス

ストレスを感じると、体は緊張状態となり全身の血管を収縮させるため、頭皮も血行不良の影響を受け、メラノサイトが活動するために必要な栄養素が届けられなくなることがあります。また、強いストレスは過酸化水素を大量に発生させ、メラニン色素を生成する酵素の働きが阻害されてしまうことも。これらが、白髪の原因となる可能性があります。

白髪染めの多用

気になる白髪を隠すために、白髪染めを使うこともあるでしょう。しかし、白髪染めには過酸化水素が含まれているため、髪を染めた時についた薬剤はしっかりと洗い流すようにしましょう。過酸化水素が頭皮に悪影響となり、白髪の原因になってしまうこともあります。

病気

病気が原因で白髪を引き起こすことがあります。
甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌が減り全身の代謝が低下するため、メラノサイトの活動も悪くなり白髪の原因となる可能性があります。
また、悪性貧血はDNA生成を助けるビタミンB12が不足し起こる貧血で、正常にDNAが作れなくなることで、メラノサイト細胞を作れず白髪になってしまいます。

白髪の予防はできる?その対策5つ

白髪予防では、日常生活で髪にも体の健康に良い習慣を身につけることが大切です。主な対策方法を5つ、ご紹介します。

  • バランスのとれた食事
  • 良質な睡眠
  • 適度な運動
  • ストレスをため込まない
  • 頭皮ケア(シャンプー・トリートメント)

バランスのとれた食事

バランスのとれた食事を摂ることで健康な髪を保ち、白髪の予防が期待できます。
まず、髪の主成分でもあるタンパク質を意識的に摂るのがおすすめです。肉、魚、卵などに含まれていますが、毛母細胞を活性化させる働きが期待できるイソフラボンを多く含む大豆製品なども、積極的に摂るとよいでしょう。特に大豆イソフラボンは女性ホルモンと分子構造が似ていることから、植物性エストロゲンとも呼ばれています。女性でしたら健康な髪を育てるために、ぜひ摂りたい栄養ですね。

また、髪色となるメラニン色素の原料となるのはチロシンで、イカやえび、ゴマなどに含まれます。

これらを日々の食事の中でうまく取り入れましょう。

良質な睡眠

睡眠中に分泌される成長ホルモンは、細胞を新しく生まれ変わらせてくれます。メラニン色素を生成するメラノサイトも細胞なので睡眠中に生まれ変わり、活性化することが期待できるでしょう。

また、成長ホルモンは、質の良い睡眠をとることで分泌されます。細胞の生成だけでなく傷んだ細胞の修復も行われますから、髪だけでなく体のためにも質が良く、深い眠りに入ることが大切です。

眠りが浅い人は、シャワーで済ませず湯船に浸かることをおすすめします。睡眠は90分前に入浴することで、一時的に体温を上げ、寝る時間には体温が自然と下がり眠りにつきやすくなるでしょう。

適度な運動

有酸素運動をすることで、酸素を肺から取り込み、血液に乗せて全身に巡らせることができます。末端部分である頭皮の血流もよくすることで、栄養素をしっかりと届けることができ、白髪の予防が期待できます。

ラジオ体操やストレッチなど、簡単に自宅でもできる有酸素運動であれば、毎日の習慣にできますよね。

ストレスをため込まない

常にストレスと隣り合わせの生活をしている、という人も少なくないでしょう。しかし、ストレスを受けると交感神経が優位となり、血管を収縮させ血流を悪化させてしまいます。緊張状態は、睡眠の質を悪くさせ、メラニン色素を生成するための酵素の働きも阻害するため、白髪を増やす原因になってしまうことも。

ストレスを上手く受け流し、ため込まないようにすることが大切です。好きなスポーツをして嫌なことを忘れることや、趣味に没頭するのもよいでしょう。
アロマなどの香りに癒される時間を意識的に作ることで、リラックスして副交感神経を優位にするのもよいですね。自分に合うストレス発散方法を見つけましょう。

頭皮ケア(シャンプー・トリートメント)

普段の頭皮ケアを適切に行うことで、白髪予防に繋がるでしょう。毎日のシャンプーやトリートメントで、頭皮の余分な皮脂は取り除けているでしょうか。シャンプーの仕方が間違っていると、余分な皮脂が頭皮に残り、雑菌が繁殖することでターンオーバーを乱すこともあります。
頭皮のバリア機能が低下して、毛根が刺激を受けやすくなると、メラノサイトも影響を受けメラニン生成がうまく作れなくなることも。

自分の頭皮に合ったシャンプーを使い、頭皮を傷つけないよう、指の腹で洗いましょう。シャンプーは頭皮に残ると刺激にもなるので、生え際などすすぎ残しにならないよう、丹念にすすぎをしてください。洗髪は毎日行うものだからこそ、正しく丁寧に行うことが大切です。

白髪が生える年齢は人それぞれ!原因を知って早めに適切な予防をしよう!

白髪は、平均で何歳から生え始めるのか、白髪のメカニズムなどをご紹介しました。白髪が生える原因としては加齢や遺伝の影響など、自分ではどうにもできないものもありますが、生活習慣やストレス、白髪染めの多用など、意識を変えることでケアできるものもあります。
また、病気が隠れていることもあるので、ひどい場合は病院へ行き専門医の診察を受けましょう。

白髪の予防には、バランスのとれた食事や良質な睡眠など、日常生活でできることもたくさんあります。三日坊主にならないよう、毎日の生活にうまく組み込みましょう。
正しいシャンプーの仕方で頭皮ケアすることで、頭皮の状態を良くすることも大切です。できることから実践して、白髪を予防しましょう。

この記事の監修 アンファー株式会社

○事業内容
化粧品・サプリメント・健康食品・専門医師監修によるクリニック専売品などのオリジナルエイジングケアプロダクツの研究開発及び製造・販売・卸業務。

○研究開発・製造
エイジングケア分野のNPO法人・研究団体の活動を支援するとともに、専門医師・大学機関との共同研究を通じ、研究・開発を進め商品を製造。