フケが過剰に出る原因は乾燥?フケの正しい対策方法を紹介!

掲載日:2020.02.13 更新日:2020.02.13

この記事の監修 アンファー株式会社

毎日髪を洗ってきれいにしていても、フケが出てしまうと悩む女性は多いもの。髪を清潔に保っているつもりでも、フケが多く出てしまう場合、ケアが間違っている可能性があります。
正しいケアをするには、まずはフケの原因を知る必要があります。そこで今回は、フケとはそもそも何か、フケの原因と正しい対処法を解説します。

そもそもフケとは?フケが出る仕組みについて

フケは髪が不潔である印象をもたらしますが、実はフケ自体は「頭皮の古い角質」で不潔なものではありません。
新しい皮膚は肌の内側から作られ、表面に残った古い皮膚が剥がれることで新しい皮膚へと生まれ変わります。
そして、皮膚の作られるメカニズムは頭皮においても同じです。この剥がれ落ちた皮膚こそがフケなのです。そのため、どんな人でもフケは必ず出ます。
しかし、フケが目立ってしまう人と、そうでない人がいますよね。なぜ違いが出るのかというと、フケの量と髪の洗い方に原因があるといえます。

通常だとフケは髪を洗うときに流れて目立たなくなりますが、フケの量が多いと、髪を洗っても次々にできてしまうので、目立つのです。また、正しくない髪の洗い方をしていると、フケが残ったり、過剰にできてしまったりする場合があります。

フケが発生する原因

フケが多く発生してしまう原因としては、頭皮のマラセチア菌の増殖や乾燥、バリア機能の低下などが主なものです。代表的な原因として、以下の4つが挙げられます。

  • 髪をしっかり洗えていない
  • 髪の洗い過ぎ
  • 髪を洗うときに爪を立てている
  • 強い紫外線などの外的刺激

①髪をしっかり洗えていない

髪がしっかり洗えていないと、頭皮に皮脂やシャンプー、コンディショナーなどが残ってしまい、フケが発生します。また、髪がしっかり洗えていないと頭皮の状態が不衛生になり、細菌が繁殖しやすくなっています。この大量に増えてしまった細菌が、フケを引き起こしてしまう可能性もあります。

②髪の洗い過ぎ

髪を洗い過ぎてもフケが出てしまう可能性があります。髪を必要以上に洗い過ぎると、頭皮を乾燥から守るために必要な皮脂まで洗い流してしまうからです。
乾燥を防ぐ皮脂がなくなってしまうと、失った皮脂を補おうとするので、たくさんの皮脂が分泌され、フケをつくる要因になることがあります。また洗いすぎによる乾燥自体も頭皮への刺激となり、フケが発生する原因となります。

③髪を洗うときに爪を立てている

髪を洗うときに汚れを取ろうと爪を立てて洗うと頭皮を傷付け、バリア機能が壊されてしまい、結果フケの症状が悪化してしまいます。
また爪は立てていなくても、強すぎる力でごしごし洗うことも、頭皮を傷付ける原因となるので注意しましょう。

④強い紫外線などの外的刺激

夏など紫外線が強い時期は、腕などの肌が焼けてしまうことが心配になりますが、頭皮も日焼けします。強い紫外線を浴びたり、長時間紫外線に当たっていたりすると、皮脂が酸化し頭皮のバリア機能を簡単に壊してしまいます。バリア機能が壊れることで肌が乾燥し、荒れるのでフケが発生してしまいます。
また、カラーリング剤やパーマ剤なども頭皮への刺激となり、フケが発生することがあります。

フケには2つのタイプがある

実はフケには2つのタイプがあります。パラパラとした細かいフケは「乾性フケ」、湿気を含み、大きめの塊になりがちなのが「脂性フケ」です。それぞれの特徴を説明します。

パサパサと乾燥している「乾性フケ」

フケを触ってみた感触がパサパサと乾いている感じで形状が細かいのであれば、それは「乾性フケ」です。乾性フケは主に頭皮が乾いていたり、アレルギーなど体質によって出やすくなっていたりします。

乾性フケの原因と対策は、後ほど詳しく解説します。

湿気を含む「脂性フケ」

フケがねっとりと湿気を帯びていて、大きめの塊の場合は「脂性フケ」タイプです。脂性フケは頭皮に皮脂が過剰にあることが原因です。皮脂が多くなってしまう原因と対策は後ほど詳しく紹介します。

乾性フケの5つの原因と対策

乾性フケは頭皮が乾燥していることが主な原因です。乾性フケが出てしまう原因と対策方法を詳しく解説します。

  • シャンプーが合っていない
  • 体質・アレルギー
  • ホルモンバランスの乱れ
  • 髪を自然乾燥させている
  • 季節的な要因(秋・冬)

シャンプーが合っていない

乾性フケが出てしまう原因として、シャンプーが頭皮に合っていないことが挙げられます。敏感肌の人は、頭皮も敏感である可能性が高く、普通のシャンプーでも頭皮に刺激を与えてしまう可能性があります。
シャンプーは、頭皮になるべくダメージを与えないものを選ぶようにしましょう。頭皮に優しいシャンプーを使うことで、頭皮に刺激を与えることが少なくなるので、フケも減っていくでしょう。

体質・アレルギー

頭皮のフケは、皮膚が敏感な体質であったり、アレルギーであったりすることが原因の可能性もあります。このような人は、通常の頭皮よりバリア機能が低いので、通常なら皮膚に入り込めない細菌などのアレルゲンが入り込みやすい状態であり、この細菌が入り込み、炎症が起こることでフケを発生させてしてしまいます。

頭皮のフケを引き起こすアレルギー性疾患として「アトピー性皮膚炎」が挙げられます。アトピー性皮膚炎は皮膚科で治療を受けるのが最善ですが、すぐに治るわけではありません。アトピー性皮膚炎は治療中も肌になるべく刺激を与えないことが大切です。
洗髪するときはなるべく低刺激のシャンプーを選びましょう。これは、皮膚が敏感な人にも同様です。

ホルモンバランスの崩れ

月経前になると、吹き出物が出やすいという方は多いのではないでしょうか。女性ホルモン(エストロゲン)は、頭皮や髪の健康を保つ役割があります。しかし、月経前にエストロゲンが減少してしまうことで皮脂の状態が変化し、頭皮の健康が保てなくなり、頭皮が乾燥しがちになってしまいます。そのため、ホルモンバランスが崩れるとフケが出やすくなるのです。
この期間中は頭皮ケアを重視したシャンプーを使い、頭皮をなるべく刺激しないようにすることで、フケの量を抑えられる可能性があります。月経前にフケが増えるという人は、一度シャンプーを見直してみましょう。

髪を自然乾燥させている

髪を乾かすとき、きちんとドライヤーで乾かしていますか?ドライヤーの熱は強く当て過ぎると髪にダメージを与えてしまいますが、だからと言って自然乾燥させているとフケの原因になってしまいます。
自然乾燥させるということは、頭皮が濡れている時間が長いということ。頭皮は濡れていると雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。雑菌が繁殖すると、頭皮が新しく生まれ変わるターンオーバーがうまくできなくなり、頭皮が乾燥しやすくなってしまうのです。
ドライヤーの当て過ぎは髪に良くありませんが、頭から30cmほど離してドライヤーをかければ問題ありません。お風呂から出た後は速やかに髪を乾かしましょう。

季節的な要因(秋・冬)

乾性フケは頭皮の乾燥が主な原因です。そのため、肌が乾燥しやすい秋や冬は頭皮も乾燥しやすくなり、フケが出やすくなってしまうのです。秋や冬にフケが出るようになるという人は、頭皮が乾燥している証拠です。頭皮が潤いを保てるようなシャンプーなどでケアしましょう。

脂性フケの5つの原因と対策

ねっとりとした湿り気を帯びた脂性フケは、頭皮に皮脂が過剰にあることが原因です。脂性フケが出てしまう原因と対策を詳しく解説します。

  • シャンプーが合っていない
  • 洗髪の方法に問題がある
  • 脂質が多い食べ物のとり過ぎ
  • 睡眠不足・ストレス
  • 季節的な要因(夏)

シャンプーが合っていない

脂性フケが出る人は、頭皮や髪がベタベタしていることに自分でも気が付いている人が多いです。そこで、髪や頭皮をさっぱりさせようと、洗浄力の強いシャンプーを使いがちですが、それでもフケが出るのなら、実は逆効果である可能性が高いです。

洗浄力の強いシャンプーは、一見ベタベタした頭をさっぱりとさせてくれますが、実はこのとき、頭の潤いを守るために最低限必要な皮脂までも根こそぎ取ってしまっている可能性があるのです。頭皮に限らず、人の肌は乾燥に弱く、乾燥から守るためにうっすらとした脂が表面を覆っています。ところが、強過ぎる洗浄力のシャンプーを使うと、最低限の皮脂までも流れ落ちてしまい、皮膚が乾燥しがちになってしまいます。 そこで、身体が慌てて皮脂を出すのですが、このときに脂が多く出てしまうので、結果的にベタベタな状態に戻り、過剰な皮脂に菌が増殖し、フケになってしまうのです。

このように、結局フケの原因となりかねないので、髪や頭皮がベタベタしているからと言って、洗浄力の強いシャンプーを選ぶのは避けた方が良いでしょう。

洗髪の方法に問題がある

脂性のフケは、頭皮に古く酸化した皮脂やシャンプー、コンディショナーなどが残っていると出やすくなります。古い皮脂やシャンプーなどが頭皮に残るのは、洗髪に問題がある証拠です。洗髪が不十分だと、汚れやシャンプーがしっかり流されず、頭皮に残ってしまいます。頭を洗うときは、まずはシャンプーをする前にしっかり頭皮もお湯で洗うことが大切です。

お湯で頭皮と髪をしっかりと洗うだけで、ある程度の汚れは取れます。また、洗い終わってすすぐときも時間をかけてすすぎ、すすぎ残しがないようにしましょう。とくに耳の後あたりやうなじはすすぎ残しが多いので注意が必要です。

脂質が多い食べ物のとり過ぎ

脂質の多い食べ物の過剰摂取も、脂性フケの原因です。脂質を多くとり過ぎている人は、顔や皮膚がテカテカと光って見えることがありますが、それは余分な脂が皮膚上に浮いてしまっているからです。そしてその現象は頭皮にも起きています。余分な脂が頭皮にも浮いてくるので常在菌(マラセチア菌)が増殖し、フケが出やすくなってしまうのです。
肌が脂っぽいと感じたら、一度食生活を見直す必要があるでしょう。脂質の多いお菓子やジャンクフードは減らし、野菜などもバランスよく摂ることを心がけましょう。

睡眠不足・ストレス

睡眠不足やストレスは、身体の免疫を下げてしまうマイナス効果があり、フケの原因にもなります。
人の肌には「マラセチア菌」という菌がいて、遊離脂肪酸を出しています。この遊離脂肪酸は頭皮にダメージを与え、炎症やフケを起こす原因ですが、通常であればひどいダメージやフケは出ません。

ところが、睡眠不足やストレスによって身体の免疫が下がると、マラセチア菌のダメージを受けやすくなってしまうので、フケが出てしまうことになるのです。

睡眠不足やストレスは髪の健康にも良くないので、睡眠をしっかり取り、ストレスもなるべく溜めないようにしましょう。

そのためには、寝る前のストレッチがおすすめです。寝る前にストレッチで軽く身体を動かすことで、ストレス解消になり、寝付きも良くなります。また、血流が良くなるので、髪に栄養が行き渡りやすくなり、髪と頭皮の健康も保ちやすくなりますよ。

季節的な要因(夏)

夏は頭皮が汗をかきやすく、頭皮のターンオーバーが早くなりがちです。フケはターンオーバーによって出た古い角質ですが、夏はそのフケに汗や皮脂が加わるので、ベタベタした脂性のフケが増えてしまうのです。

ここで、ベタついた頭をさっぱりさせようと髪を執拗に洗う人がいますが、必要な皮脂も取り去ってしまいさらなるフケの原因になりかねません。何回も髪を洗ったり、洗浄力の強過ぎるシャンプーを使うのは避けましょう。

頭皮のトラブルを改善・予防してフケをなくそう

フケは頭皮が新しい頭皮に生まれ変わるときに剥がれ落ちる、古い頭皮であり、誰にでも出るものです。通常は洗髪の際に洗い流されるので、目立つことはありませんが、頭皮にトラブルがあると過剰にフケが出てしまい、目立ってしまいます。

フケを抑えるには、頭皮のトラブルを改善することが大切です。フケには乾性、脂性の2タイプがあり、まずは自分のフケがどちらのタイプかを見極めて、タイプに合った対処をしましょう。

また、フケ対策はどちらのタイプであっても頭皮ケアが重要なので、頭皮ケア専用のシャンプーを選ぶことも大切です。

この記事の監修 アンファー株式会社

○事業内容
化粧品・サプリメント・健康食品・専門医師監修によるクリニック専売品などのオリジナルエイジングケアプロダクツの研究開発及び製造・販売・卸業務。

○研究開発・製造
エイジングケア分野のNPO法人・研究団体の活動を支援するとともに、専門医師・大学機関との共同研究を通じ、研究・開発を進め商品を製造。