女性の脱毛症の治療方法をご紹介!症状の解説からセルフケアの方法まで

掲載日:2020.04.25 更新日:2020.04.26

この記事の監修 アンファー株式会社

女性の脱毛症の治療は、どのように行われるのか気になりますよね?そこで今回は、円形脱毛症やびまん性脱毛症などを含む代表的な5つの脱毛症について解説します。自分の症状に当てはまるかどうか確認してみましょう。脱毛症の治療方法や、脱毛を抑えるセルフケアについて、また治療が必要な場合、どの病院に行けばよいのかもご紹介します。

女性に見られる代表的な5つの脱毛症

女性に見られる脱毛症の代表的な症例には、以下のようなものがあります。

  • びまん性脱毛症
  • 円形脱毛症
  • 分娩後脱毛症
  • 牽引性脱毛症
  • 脂漏性脱毛症

1.びまん性脱毛症

頭髪が全体的かつ均等に薄くなる脱毛症です。 加齢やホスモンバランスの乱れ、ストレスなどが原因で起こり、びまん性脱毛症のひとつにFAGA(女子男性型脱毛)があります。

2.円形脱毛症

円型状に毛が抜け落ち、その形が10円玉に似ていることから「10円ハゲ」とも呼ばれる脱毛症です。局部に起こり、自己免疫疾患や自律神経の乱れによりできるとされています。

3.分娩後脱毛症

出産後のホルモンバランスの乱れにより、抜け毛が起きる脱毛症です。ホルモンバランスが整ってくれば自然と回復しますが、生活スタイルや育児の忙しさ、ストレスなどが重なると円形脱毛症も併発することも。

4.牽引性脱毛症

髪を引っ張り続けるようなヘアスタイルで、頭皮に負担をかけることで引き起こされる脱毛症です。物質的な刺激が原因となっているため、ほとんどは負担となる部分のみが脱毛します。

5.脂漏性脱毛症

頭皮の皮脂が過剰に分泌されることで発症する脱毛症です。治療をせずにいると、繰り返すこともあります。

女性に見られる脱毛症の治療方法

女性に多い脱毛症の治療方法について解説します。

びまん性脱毛症の治療方法

女性のびまん性脱毛症の中でもFAGA(女子男性型脱毛症)の場合には発毛成分のミノキシジルの外用薬を用いて治療することが多いでしょう。血行促進をして頭皮に栄養を届けやすくし、髪を育てる毛母細胞も活性化させることで発毛促進をします。ミノキシジルの外用薬は日本皮膚科学会から発毛について「推奨度A」とされている治療薬です。

また、ストレスやホルモンバランスが原因で脱毛している場合には、その原因を取り除くことで改善できる可能性があります。

円形脱毛症の治療方法

円型脱毛症の治療には、ステロイドを用いることがあります。脱毛が1か所など単発型で軽傷の場合には、ステロイドを外用することが多いでしょう。

また、ステロイド注射は最も確実に発毛が得られる方法とされており、1~1.5ヶ月に1回注射をして治療します。ただし広範囲に渡る脱毛である場合には、この治療は適しません。

ステロイドを内服することも、早期に全身の発毛が得られる方法とされていますが、量を減らすと再燃します。長い期間に渡り服用すると副作用も生じるため、急性期のみ、短期に限って用いられるでしょう。

速効性はないものの、長期に行っても重篤な副作用がないのが局所免疫療法です。脱毛している部分に人工的に軽いかぶれを起こさせ、毛包を攻撃するリンパ球が集まらないようにする治療法です。

分娩後脱毛症の治療方法

妊娠、出産と女性ホルモンの分泌が大きく変化する中で起きる分娩後脱毛症は、ホルモンバランスが整えば自然に元の状態に戻ることがほとんどです。個人差はあるものの、通常は半年から1年程度で髪の量が戻るでしょう。

ただ、産後に赤ちゃん中心の生活となり、それまでの生活スタイルと大きく異なりストレスや食事のバランスが崩れる、睡眠不足が続くなど生活習慣の乱れにより、分娩後脱毛症が続く恐れがあります。

この場合には、ストレスを解消し、生活習慣を少しずつ整えていきましょう。また、自然に治るであろう時期を過ぎても改善されない場合には、他の原因で脱毛している可能性もあります。その場合、医師の診察を受けるのをおすすめします。

牽引性脱毛症の治療方法

髪を引っ張り続けることで起こる牽引性脱毛症は、ポニーテールや編み込み、三つ編みなどのヘアスタイルをする女性に起きやすい脱毛症です。髪の毛を引っ張ることで頭皮や毛根に負担がかかり、頭皮の血流が悪くなってしまいます。

血流が悪くなると、髪に必要な栄養が届けられず、毛根や髪が弱り疲弊した髪の毛は耐えられなくなり、引っ張られ抜け落ちてしまいます。栄養が足りないため、抜けた後もうまく再生が行われないと薄毛に繋がる恐れもあります。

抜け毛が増えてきた、一部分の髪だけ薄い、引っ張っていた部分が後退しているように感じる場合には、強く引っ張るようなヘアスタイルを止めましょう。仕事の日は結ばなくてはならない場合には、家に帰ったらすぐにほどき頭皮を休ませるようにするとよいでしょう。休日は髪をまとめないなど決めるのもよいですね。

また、結ばなくてもよいヘアスタイルに変更するのも検討しましょう。

脂漏性脱毛症の治療方法

頭皮の皮膚が多く分泌されることで起こる脂漏性脱毛症は、脂漏性皮膚炎が影響しています。頭皮が皮脂でベタつく、それに伴うかゆみがある、などの場合には脂漏性皮膚炎が疑えるでしょう。

常在菌であるマラセチア菌は、皮脂が過剰に分泌されると異常発生し、頭皮に余計な刺激を与えます。頭皮の炎症を引き起こし、頭皮環境が悪化することで脂漏性皮膚炎が発症する可能性があり、髪が抜けやすい状態にもなります。

皮脂の過剰分泌をおさえるには、ホルモンバランスを整えることや、充分な睡眠をとる、生活習慣を整えることが有効です。油っぽい食事は、皮脂を分泌させやすくなってしまいますから控えるようにしましょう。

また、正しい洗髪で頭皮の皮脂をしっかりと取り除くことも大切です。シャンプーは毎日就寝前に行い、清潔な状態で寝るようにしましょう。頭皮の状態にあった洗浄力のシャンプーを選ぶことも大切です。

また、抗真菌薬でマラセチア菌の増殖を抑える薬物療法もあります。脂漏性皮膚炎は、治療をしないと繰り返すことがあります。医師の診断を受け、適切な治療をするようにしましょう。

女性に見られる脱毛症の治療方法

女性の脱毛症を治療には、皮膚科か脱毛症専門のクリニックへ行くのが良いでしょう。生活習慣を整えることで改善することがありますが、症状によってはそれだけでは改善できないこともあります。専門医に正しい診断をしてもらい、適切な治療を受けることで改善しましょう。

脱毛症を予防するためのセルフケア

  • 紫外線対策
  • 生活習慣や食生活の見直し
  • ポニーテールなど髪型の見直し
  • 髪の洗い方やシャンプーの選び方を見直す
  • 育毛剤を使う

脱毛症を予防するために、日頃から生活習慣や食生活を見直すことや、頭皮に刺激を与える紫外線対策をするようにしましょう。また、牽引性脱毛症など原因が明らかな場合には、ヘアスタイルを変えることがおすすめです。

毎日シャンプーをしていても、洗い方が間違っていたり、シャンプーが頭皮の状態に合っていなかったりすることで、頭皮トラブルを発生することがあります。皮脂が気になるあまり1日に何度もシャンプーすると、頭皮を傷めてしまうこともありますから避けましょう。

また育毛剤は髪を育てるために、頭皮を健康に整える効果が期待できます。 髪を生やす実質的効果はないものの、頭皮を良い状態に保つために育毛剤を使用するのもよいでしょう。

女性の脱毛症の原因と治療法を知って対策しよう

女性の脱毛症には、さまざまなものがありました。まずは、自分の症状がどれに当たるのか原因を探ってみましょう。それぞれ改善方法は異なりますが、生活習慣を整えることや、正しい洗髪方法や頭皮に合うシャンプーを選ぶことで、頭皮を良い状態にすることができます。

出産後は脱毛しやすい状態ですが、半年から1年経っても元通りの髪に戻らない場合には、他の病気が原因となっている可能性があるので、医師の診断を受けましょう。また、円形脱毛症や脂漏性脱毛症の場合にも、自己判断に頼らず皮膚科や脱毛症専門のクリニックで診察、適切な治療を受け、早目に改善することが大切です。

この記事の監修 アンファー株式会社

○事業内容
化粧品・サプリメント・健康食品・専門医師監修によるクリニック専売品などのオリジナルエイジングケアプロダクツの研究開発及び製造・販売・卸業務。

○研究開発・製造
エイジングケア分野のNPO法人・研究団体の活動を支援するとともに、専門医師・大学機関との共同研究を通じ、研究・開発を進め商品を製造。

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